「着物」が好き。

気づけば記事を書いてから日が経っていました。
折角ブログを作ったんだから書き続けないといけませんね。

ということで、今回は私の人生を形作るもうひとつの軸、「着物」について。

きっかけは多分七五三

私、着物が好きです。
着物姿の人を見かけると嬉しくなりますし、
自分で着るのも勿論好きです。
特に男性の着物姿を見かけることは非常に少ないので、
街中で遭遇すると勝手に同志認定してずっと目で追ってしまいますw

そんな私の着物との出会いは、多分5歳くらい。
七五三で着物を着た時まで遡ります。

それまでの人生で着物を着たことは多分なかったはずですが、
七五三で着物姿になった時に、見違えた自分を鏡で見て
「なんだこの服は……かっこいいぞ……!」と強烈に思ったことをよく覚えています。
それに、普段着ている服と違ってつるつるしていて肌触りも良く、
七五三詣で降り立った神社では周りの誰もが自分に注目する。
その感覚がたまらなかったんだろうと思い出します。

私の育った家は特に伝統を重んじるような家でもなかったので
それからしばらく着物との距離が縮まるような出来事はなかったのですが、
高校生になったくらいの頃、明治大正期の文豪の小説を読んでいるうちに
着物が日常にあった時代に思いを馳せ、いつか自分でも着たいと思うようになっていました。

より正確に描写するとすれば、小学生くらいの頃
近所に住んでいた同級生の女の子(ちょっと好きだった)が神社で神楽を習っていて、
お祭りの時に巫女さんの姿になっているのを見てとてもドキドキしたというのも
ひとつのきっかけではあるように思います。
ただ、それは着物自体というより、その子が着ていたからだと思うので、
あくまでも「後押し」という認識です。w

高校時代、独学で着物を学ぶ

ちょうど受験生になったくらいの頃には、ネットで調べて
独学で着物についての知識を蓄積していました。

着物姿になるために何が必要なのか。
着物を着るための手順。
帯の結び方。
格好いいコーディネート。
着物を買うためのおすすめのお店。

まだアイテムの何も手に入れていないのに、
「大学生になったらここで着物を買おう!」と
一種の励みとしてそのサイトを眺めていました。

奇しくも、そのサイトでは「着物の下着としては褌が最適」ということを謳っていて、
何の先入観もなくそうなのかーと納得した私は、
着物はまだ買えなくても褌なら買いに行けるな、と
高校の近くにあるショッピングモールで晒布を購入していました。
ちょうど夏で、浴衣コーナーの片隅に並べてあったんですよね。
それで、見よう見まねで褌を締めてみたのもその頃です。
布地が食い込むあの感覚は、是非日本人なら一度は体験してもらいたいですね。
気づけば、あれから20年。
人生の半分以上を褌と共に過ごしてきていることにちょっとびっくりします。

大学生、初めての浅草

無事大学に進学することができ、一人暮らしが始まると、
ゴールデンウィークに早速浅草に行って着物に関するものを買いそろえました。
念願の着物姿になることができて大変嬉しかったです。
一人暮らしなので家で着物を着ていても何も言われないし、
ずっと着物姿でいられるのが本当に幸せでした。
さすがに、そのまま外に出かける勇気はまだ当初なくて、
しばらくは家の中だけで着ていました。
しかし1年くらい経つと「浅草に着物を着ていきたい」という気持ちが膨らんできて、
バスと電車を乗り継いで、初めて着物を着て浅草に行ったときは
また違う景色が見られたような気がしました。
(ちなみに、当時住んでた場所から浅草までは2時間くらいかかりましたw)

気づいたら仕事になっていた

大学生のうちに着物に関する色々を実践したり、アイテムも増えたりしてきて
だいぶ着物に関する知識は増えてきたように思っていました。
当時はヤフオクでの仕入れが専らでしたが、だんだん自分に合うサイズも分かってきて、
また素材や状態も画像で判断できるようになっていました。
ちなみに私は身長が180cm近くあるので、
ジャストサイズな着物は競争率が高くて当時ほぼ買えていませんでした。
たすき掛けをして、袴を履いて、丈の短いのを誤魔化しながら着ていました。
実際、今でも袴姿のほうがかっこ良くて好きなんですけどね。

大学の後輩で着物に興味があるという人が何人かいたので、
持っている着物を着せてあげて一緒にお出かけ会なども開催していました。
卒論のテーマも着物についてでした。
それくらい着物のことは「分かっている人」になりつつありましたが、
あくまでユーザーとして着物を楽しみたいと思っていたので、
着物屋さんに就職しようとは思っていませんでした。
結構きつい業界という話も聞いていましたからね。

とかいいつつ、結局就職したのは着物の会社でした。
良くも悪くも、他の会社と雰囲気が違って、
「あ、ここならやれるかも」と感じたんですよね。
そんなわけで気づいたら着物屋さんになっていました。

好きなことが仕事になると、好きじゃないことも出てきますが、
概ね仕事で辛いと感じたことは、今思い返せばあまりないですね。
イベントの勧誘で知らない人に電話をかけるのだけは本当に嫌でしたがw

それに、着物屋さんになったはずが途中からカメラマンになったので、
ある意味、着物に関してはほぼユーザー目線を維持できていたのかもしれません。
そんなこんなで、その会社で15年くらい働きました。

そして現在

転職以後の話は前回の記事と同じ流れなのですが、
着物屋さんではなくなったけど着物に触れる機会もある仕事なのでラッキー! って感じです。
得意分野のひとつとして強みにしています。

相変わらず好きではあるのですが、
15年の間に子供も産まれまして、ほぼお正月にしか着なくなってしまっていますね。
お正月だけは紋付を着るようにしています。
息子はまだ七五三でしか着物を着たことがありませんが、
何十年前かの私のように、それをきっかけに
着物に興味をもってくれたりしないかななどと期待しています。
浴衣でもいいので男二人でデートしてみたいです。w

着物っていいよね

というわけで、今回は着物について書いてみました。
着物を着たことがない、着る機会がないという人でも
「着物なんか嫌い!」という人にはあんまり出会ったことがない。
みんな心のどこかでは着てみたいって思ってるんじゃないかなと思います。
機会があれば逃さず着てみてください。やっぱいいよね。

ではまたお目にかかりましょう。
tkでした。

コメント